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リフォームをする時に注意しておきたいこと!

こんにちは、新築やリフォーム・増改築をする時にはジョイ・コス住宅システムの「チャコの家」をおすすめしている愛犬築家こと後藤住建の後藤満です。

3月になりだいぶ暖かくなってきましたが、新型コロナウイルスの影響もあり、多くのイベント等が中止や延期なりました。
小中学校も早めの春休みになり、小さいお子さんのいるご家庭では特に大変だとは思いますがあまり無理をしないようにしていただきたいですね。

今回はリフォームをする前に知っておきたいことを教えたいと思います。

住まいを快適にするリフォームですが、新築で家を建てるときと違う点や注意する点が多々あります。

ワクワクした気持ちでリフォームをしたら、結果的に「使いにくかった…」「やらなきゃよかった」と後悔することのないように、注意ポイントを事前に知っておくと良いでしょう。

キッチンリフォームの注意ポイント

手入れしやすい床材を選ぶ

キッチンを新しくすると、見栄えを良くするために床材(フローリング等)も貼りかえるという方も多いと思います。
そこで意識したておきたいことは「キッチン=料理をする場所」ということです。
料理をしているときに、水や油、食材がはねてしまいそのままにしておくと汚れがつきます。
定期的に掃除をしなければ、どんどん材質が劣化していきます。(ほとんどの方は汚れたらすぐに掃除をすると思いますが・・・)
特に、フローリングなどは油や水分が染みこむことで汚れて見栄えが悪くなることもあります。
そこで、クッションフロアなどで水をはじきやすく、掃除がしやすい材質を選ぶのもおすすめです。

滑りやすい床にしない

料理を作ったり、運んだりと何度もキッチン内を動きます。
滑りやすい床材だと危険なので、滑りにくい素材を選ぶようにするといいですね。

流行にまどわされないキッチン選びをする

キッチンには、I型キッチン、対面式やアイランドキッチンなどいくつかの種類があります。
大きさもいろいろあります。
対面キッチンやアイランドキッチンなどは、近頃大人気のタイプです。

ただ、各家庭のキッチンの大きさなどによってそれが「使いやすいのか?」をしっかりと確認しておきましょう。

特に対面式やアイランドキッチンは、スペースを取るタイプなので、部屋の面積や有効に使えるスペースが狭くなってしまいます。
住まいの間取りに合せたものを考えるようにしましょう。

浴室のリフォームの注意点

安全性に配慮したリフォームにしよう

お風呂と聞くと、湯船にゆっくり浸かり一日の疲れを取るリラックス空間というイメージがありますよね。
でも長く使っていると、「浴室が狭い」「寒くて長く入っていられない」「黒いカビだらけ」などリラックスできなくなってくる場合もあります。
そんな不満を持ち始めたときがリフォームのタイミングかもしれません。
オシャレで雰囲気の良い浴室へのリフォームもいいですが、注意しておきたいこともあります。
浴室は家庭内の事故のなかでもリスクがある場所。
滑りにくい床材にする、浴槽を広めにするなどを重視するといいでしょう。
また、冬には寒い浴室が原因でヒートショックになり体調を崩したり、最悪命に関わるケースもあります。
これを防ぐには、暖房換気扇などを使用して浴室を暖かくして入浴ができるような工夫をすることが大切です。

素材ごとのメリットやデメリットを知る

浴室は、組立てられたお風呂の「ユニットバス」、壁や床、浴槽をそれぞれ自分好みにできる昔がながらの「在来工法」があります。
在来工法では、素材にこだわりを持ちリフォームできるメリットがありますが、工期が長めになるデメリットもあります。
一方、ユニットバスはお手入れがしやすいメリットがありますが、メーカーから販売されているデザインや素材のなかから選ぶ必要があります。
こだわりのデザインなど変わった雰囲気を好む人にとっては自由度が低い点がデメリットにもなります。
また、浴槽や壁など「素材」も特徴を考えながら、しっかりと見極めたいポイントです。
自分の予算内で「快適」と思えるようなリフォームをするためには、それぞれのメリット・デメリットをしっかり把握しておく必要があります。

トイレリフォームの注意点

お手入れしやすい素材を考える

家族が一日に何度も使うトイレは、床や壁にアンモニアが少しずつ飛び散り汚れていくので、丁寧にお手入れすることが理想です。
特に床は、フローリングなど材質が木のものを選ぶと、水分が染みこみカビてしまい、最終的に黒ずみが目立つこともあります。
クッションフロアなど、水分をはじきやすい床材がおすすめです。

狭いトイレには要注意

若い世代ではあまり不便を感じないトイレですが、年齢を重ねるごとに「狭さ」が気になるものです。
便器のサイズにも配慮し、スムーズに出入りできるトイレリフォームがいいでしょう。

将来的なバリアフリーの必要性を視野にいれ、リフォーム時に年代問わず使いやすい工夫をするのもおすすめです。
トイレの入り口の段差をなくしたり、扉を開き扉から引き戸へ交換するのも、長い間快適が続くリフォームになるでしょう。

間取り変更など大がかりなリフォームの注意点

間取り変更は注意が必要なことがある

家族構成の変化により間取り変更のリフォームを考える人もいるのではないでしょうか。
子どもが生まれた、親と同居するなど「もう一部屋欲しい」ときは、広い部屋に仕切りを設けて2部屋に分けるリフォームや増築を考えるかと思います。
窓やクローゼットの位置など考えながら、新たに壁を設けることで2部屋にすることができます。
新たにコンセントや照明を設けるなど、電気工事が必要にもなりますが、アイデア次第で部屋が増えて家族も喜びます。
一方、「子どもが巣立った」などをきっかけに2部屋を1つの広い部屋にする場合は注意が必要です。
木造住宅では、家を支える構造として柱や梁、耐力壁や筋違いなどがあります。建物を支える部分がなくなってしまうと家の耐震性が劣ってしまします。
そのため、撤去が難しいケースが多いのです。
ただ、補強をすることで取り払ったり、移動できるケースもあるので専門家からのアドバイスを受けながら、慎重に計画していくことが大事です。
余談ですが私は以前、他社のリフォーム工事を請け負いましたが、そこで間取りを変更するために、通し柱の1階部分を切って壁をなくすように指示を受けましたが、とんでもないことですね。
何のために通し柱があるのか、どのような役割をするのか考えてもらいたいものです。
その会社は山形でもかなり大きな会社でローコスト系ハウスメーカーのFCもやっているような会社ですが、部屋を大きくするために抜いていけない柱を抜いたなどの話はかなり聞きます。

仮住まいが必要なこともある

住まいのなかの部分的なリフォームの場合、基本的に住みながら工事を進めていくことができます。
工事期間中には、資材の搬入、職人さんの出入りなど多いので、工期についてはしっかり把握しておきましょう。
既存の壁や床を解体した際に契約時の見積りに入っていない箇所の修繕等が必要になり工期が延びたり中断されることがあるので、その場合の対処なども確認しておく必要になりますので、工務店などの元請け業者に確認しておくといいと思います。
また、トイレや浴室、キッチンなどの水回りの設備を交換する、間取りを全体的に変更するなど住まい全体をリフォームにするなら、仮住まいが必要になるケースもあります。
その場合、仮住まいを借りる費用がかかることを考えておかなければなりません。
ただ、一般的な物件は短い期間だけ賃貸として借りにくいこともあります。探す手間もあるので、余裕を持って行動することが大事です。

まとめ

いかがでしたか。リフォームをして新しい雰囲気の住まいになるのはとても楽しみなものですが、一方で注意しておかなければならない点もたくさんあります。
リフォームによって一時的に生活スタイルが変わってしまうこともあります。
リフォーム内容についてだけでなく、工事期間や工事中の制約などについて家族みんなで話し合っておきましょう。

リフォームについての相談や聞いてみたいことがある方は、コメントしていただくか直接後藤住建にお問い合わせください。

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